製造系エンジニアの職務経歴書の書き方を知って転職を成功させる!
転職活動をスタートする前に、念入りに準備をしなければいけないのが「職務経歴書」。
転職を成功するための第一段階である書類選考を突破できるかどうかはこの「職務経歴書」にかかっています。
エンジニアの職務経歴書の書き方をご紹介します。
1.経験と成果を「見える化」する
今までのキャリアを振り返って仕事に対して、どんな意識でどう取り組んだのかを書き出していきます。
生産効率を10%上げることに成功した
どんな立場で、具体的にどんなことを行ったか?
ここで大切なことは、「どのような製品を」「どんな方法で」「どんなところで」経験した業務内容とその時に身についたこと、学んだこと、気づいたことを書き出していきます。
「特別なことはしていない」という方もいますが、特別なことを書き出す訳ではなく、どんな気持ちで仕事に取り組んでいたのかを振り返ることが重要なのです。
そして、具体的な成果がある場合はできるだけ数字で表しましょう。
数字で表すのは営業だけではありません。エンジニアも重要なポイントです。
意識→行動→結果(意識と数字)
これが「キャリアの棚卸し」や「自己分析」です。
どうしても自分ひとりではできない、という方は転職エージェントを利用し、キャリアコンサルタントと行ってみましょう。
2.やりたい仕事と業界を明確化する
職務経歴書を作成する時に意外と知られていないのが、「やりたい仕事」と「目指す業界」を明確化することです。
「転職したい」という気持ちが先走り、どこでもいいから、今よりもいいところへ!と思いがち。
でも「今よりもいい」というのは、具体的に何がどういいのか分からない。「今」の何に不満なのかも分からない。
転職を成功したいと考えるなら、今の何を変えたいのか、次に何を目指すのか、を明確にしましょう。
技術者であれば、どんな技術にチャレンジしたいのか、数年後に目指すポジションは何か。
どんな製品を作っているメーカーに行きたいのか、などを書き出してみましょう、
そして、その目指す方向に向けてどんなことをアピールするのがいいのか考えて職務経歴書を作成してみましょう。
3.見やすさと分かりやすさを重視する
職務経歴書は履歴書と違って、決まったフォーマットや項目はありません。
それだけに作成した人の能力で差が出ます。
まず第一に職務経歴書は誰が見るためのものかを考えてみましょう。
答えは「採用担当者」です。
書類選考があった場合、職務経歴書はあなたの分身だと考えてください。
採用担当者が「会ってみたい」と思うものにしなければいけません。
そのためにも見た瞬間に見る気が失せてはダメ。
- 文字がぎっしり
- 箇条書きではなく文章で書かれている
- 枚数がとても多い
これらはNGです。
文字の大きさも大きい方がいいと考える方もいますが大きすぎると少々間抜けに見えてしまいます。
全体的にバランスがとれるような文字の大きさと行間を心がけましょう。見たいと思わせるように作成するのがコツです。客観的にプロに見てもらうことをオススメします。
転職エージェントであれば、職務経歴書も無料で添削してもらえるので、自信がない方はぜひ利用してみてください。