システムエンジニア(SE)の仕事内容、年収、仕事内容、スキルや資格
システムエンジニアって、どんな仕事をするのか、平均年収はどれくらいか、システムエンジニアに求められるスキルは何か、
未経験から目指す場合、どんな資格があると有利なのかを詳しくご紹介します。
1.システムエンジニア(SE)の仕事内容
システムエンジニア(SE)はお客様のニーズに対応するシステムの仕様を決定し、設計から開発、テストまでの上流工程を担当します。
企業や担当するプロジェクトの規模によって業務範囲が異なる場合もありますが、一般的にシステムエンジニアが担当するのは「要求分析」「要求定義」「基本設計」「詳細設計」「テスト」となります。
システムの設計は、お客様にどんな家を建てたいか、住む人の家族構成や予算、土地の広さなどすべてをヒアリングして建築士が設計をしていくことととても似ています。
システムエンジニアは設計だけをするのではなく、企業やプロジェクトの内容によって、システムエンジニアがプログラミングを行うこともあります。
システムが完成し、無事に稼働して、お客様に喜んでもらえるのがシステムエンジニアの最大のやりがいといえるでしょう。
ゼロの状態からシステムを作り上げる楽しさもやりがいのひとつです。
2.システムエンジニア(SE)の平均年収と将来性
システムエンジニア(SE)の平均年収はTec総研が行った年収調査で、30代前半で525万円という結果がでています。
システムエンジニアは技術職になるので、営業職や販売職、管理部門である事務系職種に比べると高めの年収といっていいでしょう。
ただ、他の職種に比べると年収の差が大きく、20代でも優秀な方であれば、800万円という方もいます。
起業してフリーランスで仕事をしている方も多く、中には1000万円を超える方も。
アイデアをカタチにする高度な技術力とお客様の課題解決能力があれば、年収を上げることも夢ではありません。
どの企業もIT技術なしでは業務が成り立たない今、システムエンジニアの必要性は高く、特に優秀なシステムエンジニアは引く手あまたといっていいでしょう。
2.システムエンジニア(SE)に必要なスキルと資格
システムエンジニア(SE)に必要なスキルは、以下の4つです。
- 知識を身につける向上心
- 常に進化しているIT技術
- コミュニケーションスキル
- 管理能力
システムエンジニアは新しい知識や技術を身につけていかなければいけません。自ら学ぶ姿勢を持ち続ける向上心が必要です。
お客様が抱える課題をヒアリングするためにはコミュニケーションスキルが必要です。また、プロジェクトチームでメンバー同士のコミュニケーションをとることがシステム開発には欠かせません。
パソコンに向かって、黙々と仕事をするイメージがありますが、人の話を聞く姿勢、伝え方などコミュニケーションをとることがとても重要です。
システム開発はスケジュール管理が命。
「ちょっとぐらいいいか」という考えはもってのほか。
納期に合わせて開発が順調にすすんでもテストして不具合があれば、再度やり直し、という可能性も考えながら、スケジュールを進めなければいけません。
また、健康管理も大切です。進捗管理に合わせて、業務をこなすには体調管理が重要なカギとなります。
チームで仕事をしているのに、1人がダウンしてしまうと大幅に予定がくるってしまいます。
ちなみに、システムエンジニアになるのに資格は必要ありません。
未経験からシステムエンジニアを目指すならまずはプログラマーから始めてみるのもいいでしょう。
まったく経験や実績がない状態で大きなプロジェクトを任されるシステムエンジニアはいません。
どんなシステムエンジニアを目指したいのかを明確にして、着実にキャリアアップしていきましょう。