勉強をするときに、自分ひとりで理解して満足していませんか?
それでもいいのですが、人に教えることでもっとレベルアップできる可能性があります。
YouTube など動画で教える方法もありますが、ブログのほうがプログラムを載せられたりするので、相性がいいと感じています。
本記事ではブログに焦点を当て、エンジニアがブログを書くべき3つの理由と、ブログの始め方について解説しました。
私は以下の実績があるので、これからブログを始める人には役に立つ情報をお伝えできると思います。
- 自分で技術ブログを2つ運営
- Zenn、Qiita にも記事を「20記事以上」投稿
記事を読み終える頃には、ブログを書きたくて仕方ない状態になっているはずです。
それでは、さっそく見ていきましょう。
エンジニアがブログを書くべき3つの理由
結論から言うと、次の3つの理由です。
- 人に教えることでレベルが上がるから
- あとで同じことが再現できるから
- 自分の実績を公開できるから
ひとつずつ見ていきます。
① 人に教えることでレベルが上がるから
何かを勉強しようと思ったときに、テキストや動画を見ながらインプットし、実際に手を動かしてみるという流れが多いと思います。
ひとりで「インプット → 手を動かす」を繰り返すのが一番よさそうですが、実際はそうではありません。
理由は以下のとおりです。
- 抜けている知識に気づくから
- 体系的に説明する技術が身につくから
- インプットの質がグッと上がるから
実は「覚えたあとに人に教えよう」と意識しているだけで、普通にやる場合よりもインプットの質はグッと上がります。
なぜかというと、あいまいな理解では人に教えられないからです。
「よくわからないけど、こういう結果になります」だと記事にできないですよね。
実体験として、人に教えることが自分のレベルを上げるのは間違いありません。
② あとで同じことが再現できるから
実際に手を動かしてみて、「なるほど、そういうことか」と理解しても、数カ月後にはすっかり忘れている…なんてことも少なくありません。
忘れると調べるのに時間がかかりますし、そこで何時間もかけてしまうのはもったいないですよね。
また、記事として残しておけば、同じことで困っている他の人も助けてあげることができます。
自分の備忘録として残しながら人助けもできるので、一石二鳥です。
③ 自分の実績を公開できるから
自分がどんなにすごい力を持っていたとしても、自分から発信をしなければ誰に知られることもありません。
こういう人もいるかもしれませんが、世の中で実績を出している人は例外なく、発信活動をしています。
何かしら発信活動をすることで、自分の成長につながるだけでなく、他の人に認知されるというメリットもあります。
そこでつながった人と情報交換などしても、さらに成長できるのでおすすめです。
ブログの始め方
ここまで読んでくださった方は、「ちょっとブログを書いてみようかな」という気になったかと思います。
私がおすすめするブログの書き方について、紹介していきます。
記事投稿サービスを使う
自分のブログを作成しなくても、世の中には記事を投稿できるサービスがあります。
以下の3つが特に有名ですね。
Qiita | https://qiita.com/ |
---|---|
Zenn | https://zenn.dev/ |
note | https://note.com/ |
Qiita は前からある技術者向けの記事共有サービスです。
最近は Zenn というサービスが出てきたため、こちらでも記事を投稿している人が増えています。
技術的な内容を投稿するのであれば、Qiita か Zenn の2択ですね。
note でも技術的な内容を投稿できますが、技術に特化されたサービスではないので、業種関係なく幅広く使われているイメージが強いです。
自分の考えを書きたいときは、note を使うといいでしょう。
記事投稿サービスを使うメリットとしては、多くの人の目に触れるので、いいねやコメントが付きやすい点です。
何かしらリアクションがあると、継続もしやすいですよね。
また、ドメインパワー(サイトの強さを表す数値)も強いので、検索結果でも上位に食い込みやすくなります。
WordPress を使う
一番カスタマイズ性が高いのが、WordPress です。
WordPress は SaaS ではなくソフトウェアなので、動かすための Web サーバーが別で必要になります。
WordPress 自体は無料ですが、動かすためには次の費用が最低限かかります。
- ドメイン代(月額100円くらい)
- サーバー代(月額1,000円くらい)
お金もかかりますし、環境構築の手間もかかるのでデメリットが多いように思いますが、次のようなメリットもあります。
- 触れるツールが増えてスキルアップにつながる
- 機能が豊富なので、やりたいことがだいたい実現できる
- 自分のドメインなので、広告を貼ったりもできる
ちなみに私は、ドメインはお名前.com、サーバーは Xserver を使用しています。
今後、別の記事として手順を紹介するかもしれませんが、もし興味のある方は調べて試してみてください。
あとは AWS に Web サーバーを用意して WordPress をインストールする方法もありますが、手間のわりに維持費も安くないので、あまりおすすめしません。
はてなブログを使う
無料で始められるのが、はてなブログです。
他にも無料のブログサービスはありますが、はてなブログが一番使いやすいと思います。
レイアウトもある程度はカスタマイズできるので、自分の好きなブログを無料で作ることができます。
「お金をかけたくないけど、自分のブログを作ってみたい!」という人は、「はてなブログ」で作ってみるのがおすすめです。
私も最初は、はてなブログからはじめました。
note でも同じようなことはできますが、はてなブログの方がカスタマイズ性が高いので、より自分オリジナルのブログに仕上げることができます。
まとめ
エンジニアがブログを書くべき3つの理由と、ブログの始め方について解説しました。
個人的に一番おすすめなのは、WordPress です。
あとで WordPress に移行しようと思っても面倒でやらないので、最初から WordPress で作っておくのがいいと思います。
最後に、紹介してきた内容を表にまとめておきますね。
ぜひみなさんも記事の執筆を始めてみてください。
価格 | ドメインパワー | カスタマイズ性 | 集客 | 広告の追加 | |
---|---|---|---|---|---|
記事投稿サービス | 無料 | ◎ | X | ◎ | X |
はてなブログ | 無料 | ◎ | ○ | ○ | △ |
WordPress | 無料だが、ドメイン代とサーバー代が別で必要 | △(強くなるのに時間がかかる) | ◎ | △ | ◎ |